「直接伝達」と「エネルギー伝達」との違いについて
エネルギー伝達と直接伝達との違いを見極めることができるようになりますと、直接伝達のできる本物の覚者と、エネルギー伝達しかできない自称覚者との見分けがつくようになります。
そのようなエネルギー的観点からの見分けがつくようになることは、エセ覚者が氾濫(はんらん)している現代に生きる探求者にとっては、自らの魂や身を守る上でも、とても重要なことであるということは、言うまでもありません。
これからの探究において、覚者の真偽や師のレベルをはかるモノサシとしても大いに役立つはずです。
エネルギー伝達では、エネルギーが肉体の外側からやってくる感覚がします。
直接伝達では、エネルギーが意識の内部から生じてくる感覚がします。
エネルギー伝達と直接伝達の両者を体験した人なら、直接伝達によって生じるエネルギーの方が、あきらかに高次のエネルギーであることがおわかりになるはずです。
高次のエネルギーになればなるほど、微細な高振動となるため、柔らかで軽やかに感じられるからです。
また、高次のエネルギーのエネルギーになればなるほど、柔らかで軽やかであるため、感じ取るまでに時間がかかります。
日本のネット上でも、直接伝達を行っていると自称している方をたまにお見かけしますが、私から見ればそれは単なる低次のエネルギー伝達であるということがわかります。
自己意識の目覚めさえも危ういその顔つきを見れば一目瞭然ですし、書いていることも曖昧かつ、とてもぬるいので、私は断言できます。
そのような直接伝達をやっている(つもりの)本人も、直接伝達とエネルギー伝達とでは次元やその伝達の仕組みが異なるということを知らないほど無知なのでしょう。
本当の直接伝達を行うことができる人の意識内には、常人には耐えられないようなエネルギー状態が結晶化されています。
普通の人なら、そのようなエネルギー状態でいることに数秒でも耐えられないでしょう。
無理して耐えようとすれば、肉体を守るための防衛本能が作動して、意識を失ってしまうことでしょう。
ですから起きている間中、それほどの強烈な高次のエネルギー状態に耐え続けることができる人というのは、当然のことながら、極めて強靭(きょうじん)な意識やそれに由来する精神力を持ち合わせているわけです。
それなりの精神力でしたら、スポーツなどでも鍛えることができますが、極めて強靭(きょうじん)な精神力を有するためには、自己意識が完全に目覚めていなればならないというわけであります。
簡単に言うなら、直接伝達とエネルギー伝達とでは、虎と猫ほどの圧倒的な差があります。
どんなに猫が毛を逆立て爪を立てたところで、虎の一瞥(いちべつ)には敵いません。
※. 一瞥(いちべつ)・・・ちらっと見ること。
もっと理解を深めたい・・・
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